独学でグラフィックデザイナーになるために必要なスキルと学ぶ方法

グラフィックデザイナーになるために特別な資格は必要ありません。
ですから独学でグラフィックデザイナーになることは可能です。
最近ではWebサイトや動画配信サービスなどにも多くの情報があり、お金をかけずに独学で学べる環境が整っています。
しかしスクールや専門学校と違いカリキュラムがないため何をどのように学んだら良いのか迷うところです。
今回は未経験からグラフィックデザイナーになるために必須のスキルとその学び方、必須ではないスキルを解説していきます。
グラフィックデザイナーになるために必要なスキル
必ず必要になるスキルそれはIllustrator(イラストレーター)とPhotoshop(フォトショップ)そしてデザインの基礎知識です。
独学でもこれらのアプリケーションを使いこなすことができればグラフィックデザイナーとして就職することやフリーランスとしてお仕事を受注することは可能です。
Illustrator
イラストレーターはAdobe(アドビ)社が提供しているグラフィックデザインツールです。
Illustratorはロゴやイラストなどを作成するのに適しています。
学び方
おすすめはAdobe公式「Illustratorことはじめ」です。
Adobeと契約している方なら誰でも視聴できます。
とてもわかりやすく無駄がないです。
素材が用意されているのでダウンロードして使用できるのでAbobe製品を購入したらすぐに学び始めることができます。
Photoshop
イラストレーターもAdobe(アドビ)社が提供しているアプリケーションソフトで、写真の加工や色の調整、複数画像の合成、テキストの追加や装飾などが自在に行える画像編集ツールです。
IllustratorとPhotoshopはとても多機能で全てを使いこなすことはなかなか難しいですが、基本的な操作は必ずマスターするようにしましょう。
学び方
おすすめはやはり「Photoshopことはじめ」です
Adobeはさまざまなチュートリアル動画を出していて本当に良くわかります。
IllustratorやPhotoshopを初めて触ると画面の見かたさえ難しく感じますが、まずは「ことはじめ」シリーズで操作に慣れておくとYouTubeなどの動画配信サービスでのチュートリアルも理解しやすいと思います。
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私のサイトでも初心者が特につまずきやすいポイントをおさえてわかりやすく解説しています。よかったら参考になさってください。
デザインの基礎知識
グラフィックデザイナーになるためにはアプリケーションを使いこなせるようになるだけでなくデザインの基礎知識も必要になるでしょう。
デザインとは「早く」「正確に」情報を伝えることです。そのためにレイアウトの仕方や配色理論、文字についてなどなど基本的なことを知っておくことはとても大切です。
サイト
デザインの基礎についておすすめのサイトをご紹介します。
無料で良いのかしらと思うくらい豊富な内容でデザインの知識が詰まっています。
かなりお世話になっているサイトです。
これらデザインの基礎知識を読むだけでなく知識をインプットしたらすぐに手を動かしアウトプットすることがとても大事です。
書籍
デザインの基礎知識について学ぶのでしたら
をおすすめします。
デザインは「なんとなく」や「このくらい」という感覚で作るものではありません。「ノンデザイナーズ・デザインブック」はそれらを「ルール」「法則」としてデザインの基礎を学ぶことができます。まず最初に読むとよい1冊です。
「なるほどデザイン」は楽しくデザインを学ぶことができる本です。
美しいビジュアルと分かりやすい解説が知識としてスッと入ってきます。
そのほかレイアウトを学んでいてとても良かった書籍をご紹介します。
SBクリエイティブのクイズdeデザイン
です。
こちらは「解くだけで一生使える知識が学べる」というサブタイトルどおりクイズに解くだけでデザインのレイアウトが楽しく身につきます。
デザイナー職を目指している方はもちろん会社での資料作成やお知らせ作りなどさまざまなシーンで役立つでしょう。
なぜそうなのか理由も説明されているので理解しやすく、本のとおりデザインするだけで見違えるようなデザインになりますよ。
答えを見て理解したらすぐ実践してみることをおすすめします。
自分のセンスに自身がない方にこそ読んで欲しい1冊です。
あれば尚よいスキル
情報収集能力
クリエイティブなお仕事をしていくのでしたら、常に情報収集する力は持っていたほうが良いでしょう。
Web上にはさまざまな情報が溢れていますが、目的に合わせて情報を収集し、確証や価値を見極め正しく活用する能力は必須です。
コミュニケーション能力
デザインのお仕事というとコツコツひとりでと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。
クライアントからの要望を引出し目的を果たすためにはクライアントが何を望んでいるのか真の希望を汲み取り形にしていかなければなりません。
またチームでの円滑な作業をすすめていくためにコミュニケーション能力も必要です。
あれば良いが必須ではない
資格
グラフィックデザイナーになるために資格は特に必要はありません。
photoshopクリエイター能力認定試験
Illustratorクリエイター能力認定試験
DTPエキスパート認証試験
色彩検定
などありますがあれば役に立つ程度です。
しかもかなり難しいです。
絵が描ける
絵が描けるというのもあれば重宝されるでしょうが必須ではありません。
グラフィックデザイナーで絵を描く作業はあまり多くはないです。