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【Premiere Pro】画像にフェードイン・フェードアウトをかける方法

2023年7月6日

アイキャッチ

Premiere Proで映像や画像をフェードイン・フェードアウトでふわっと出したい時にディゾルブを使いますが、何故かうまく適用できないときありませんか?

今回はディゾルブがうまくいかないときの対処法をご紹介します。

ディゾルブは画面切り替えのトランジションですが、画像に適用すると簡単にフェードイン・フェードアウトをかけることができます。

7つのディゾルブの違いと不透明度を変更してフェードイン・フェードアウトさせる方法もご紹介します。

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画像に簡単にフェードイン・フェードアウトをかける

画像にうまくディゾルブがかけられない

前回作成した動画でこのようにフェードイン・フェードアウトをかけたかったのですが、「ディゾルブ」がうまく適用できず、不透明度を変更する方法でふわっと出したり消したりしてとても時間がかかりました。

ディゾルブが画像側しかかからない

このように画像にディゾルブを適用したくても動画側だけが適用されてしまいました。

このようになってしましました。

レイヤーを分けることで画像にだけディゾルブをかけることができた

解決は簡単にできました。
レイヤーを動画と画像と分けるだけ。

それから「エフェクト」→「ビデオトランジション」→「ディゾルブ」→「ディゾルブ」を画像クリップにドラッグして適用します。

このように画像は別のレイヤーに配置してディゾルブを適用しました。

すると思ったとおりの動きになりました。

画面をふわっと切り替えるトランジション「ディゾルブ」

ここでは画面をふわっと切り替えるトランジションの「ディゾルブ」についてみていきましょう。

動画を2つ用意しました。

何もしないとパッと切り替わりますね。

ディゾルブは画面をふわっと切り替える効果があります。
エフェクトパネルから「ビデオトランジション」→「ディゾルブ」とすすむと7つ種類があります。

順番に違いをみていきましょう。

クリップとクリップの間にこのようにドラッグします。

クリップの「ディゾルブ」をダブルクリックすると「トランジションのデュレーションを設定」パネルが現れるのでディゾルブの長さを変更することができます。

トランジションに必要な予備のフレームが不足しています。

このようなポップアップが出てきたことはありませんか?

このような「トランジションに予備のフレームが不足しています。不足分は端のフレームを繰り返して対応します。」と出てくるときがあります。

「OK」しかボタンはないので「OK」します。

これはクリップがこれ以上ない時に出てきます。
下の三角の部分が出ているクリップはこれ以上伸ばすことができないクリップの末端を意味します。

この状態で「ディゾルブ」を適用します。

このように重なったところにディゾルブがかかるのですが、これ以上クリップがないので静止画で補ってくれています。

動画を「0.25」くらいゆっくり再生してみてください。

重なっているところのはじめは動画のうさぎが止まっています。

ディゾルブの後半になると今度はネコが止まっています。

Adobe公式を見てみるとそれぞれ動画の15フレームずつカットして「ディゾルブ」を適用するように記述があります。

それぞれ20フレームずつカットしてからディゾルブを適用してみました。

いかがでしょう。

どちらも重なっている部分も動いていますね。

ディゾルブをかけるところは1秒くらいと短いのでそれほど気になりませんが、15フレームずつカットすることで静止画になることを回避できます。

クロスディゾルブ

クロスディゾルブは使いやすいトランジションです。

はじめのクリップがだんだん薄くななり、後ろのクリップがだんだん濃くなって、いい感じに画面が切り替わります。

ディゾルブ

ディゾルブは重なる時に一瞬明るくなります。

フィルムディゾルブ

フィルムディゾルブは後の動画が早く出てくるような気がします。
しませんかね。

ホワイトアウト

ホワイトアウトは画面が真っ白になってから、次の動画に切り替わります。

暗転

暗転は画面が真っ暗になってから次の動画に変わります。

モーフカット

モーフカットは話し手のつなぎ目を滑らかにしてくれるものです

カットした動画をつなげると途中ガクッとなることがあります。

モーフカットを適用するとこのように分析が始まります。

1分くらいで分析が終わります。

同じ動画ですがガクッとなっていないのが分かるでしょうか。

つなぎ目を自然に見せてくれるトランジションです。

これは話し手がいないと効かないそうです。

型抜き

重なりができるので動画の色がはっきりしている方が良さそうなトランジションです。

不透明度でフェードイン・フェードアウト

次は不透明度でフェードイン・フェードアウトをかけてみましょう。

1.フェードインさせたいクリップの最初に再生ヘッドを持ってくる

2.エフェクトコントロールパネルを出します。

3.不透明度横のストップウォッチを押します。
数値を0%にします。

4.再生ヘッドを20フレーム移動して不透明度の数値を100%にします。

5.画像をフェードアウトさせたいところに再生ヘッドを持ってきます。
不透明度を0%にします。

6.その位置から20フレーム戻ったところに再生ヘッドを持ってきます。
数値を100%にします。

タイムラインパネルのクリップはこんな感じになります。

再生するとこんな感じ

まとめ

画像にフェードイン・フェードアウト

画像にもディゾルブをかけることができる。

うまくいかない時はレイヤーを移動させる。

謎のポップアップが出たらトランジションをかける前後15フレームずつカットすると良い。(しなくてもよい)

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Posted by sweetchilli