【Illustrator】複合パスとは-複合パスの使い方


以前複数のオブジェクトにパスファインダーを使う時複合パスでひとつのパスにすると学びましたが、

複合パスとは何でしょう?

今回は複合パスについてみていきましょう
複合パスとは

このように2つの図形を重ねた時、両方を選択して

「オブジェクト」から「複合パス」→「作成」

するとこのように重なっている部分が透明になります。下に重なっている色のオブジェクトになります。
パスファインファイの「中マド」と似ていますが

「中マド」は上に重なっている色になります。
複数のオブジェクトを一度にパスファインダーで型抜く
パスファインダーだけで全面オブジェクトで型抜き

オレンジの三角を緑の線で型抜きたいと思います。

「ウィンドウ」から「パスファインダー」を出します。

全てのオブジェクトを選択して、そのままパスファインダーの「全面オブジェクトで型抜き」すると

三角ひとつだけになってしまいました。
複合パスでひとつのパスにする

先に三角だけ3つ選択して

「オブジェクト」から「複合パス」→「作成」

そうしてから先程と同じように全部選択してパスファインダーの「全面オブジェクトで型抜き」

するとこのようにきれいに抜くことができました。

型抜きするとグループになっているので右クリックで「グループ解除」するとバラバラのオブジェクトにすることができます。
後から編集することができる

このような2つの図形を両方選択して

右クリックで「複合パスを作成」

オブジェクトが重なっているところが透明になりました。

右クリックして「複合パス編集モード」を選択すると

このように後から位置などそれぞれのオブジェクトを編集できます。
**********

重なっているところが透明になるのでこのような表現もできます。
クリッピングマスクと合わせて使う

クリッピングマスクと合わせて使うとこのようなこともできます。

お好きなテキストを入力します。
フォントは太めの方が良いでしょう。

全選択して「書式」から「アウトラインを作成」テキストをアウトライ化しておきます。

次に全選択したまま「オブジェクト」から「複合パス」→「作成」

型抜きしたい画像を文字の背面に配置します。こちらの画像は無料写真素材なら【写真AC】“>フォトACからダウンロードすることができます。

「オブジェクト」から「クリッピング」→「作成」

するとこのように画像をテキストで抜いたような表現ができます。
まとめ
同じカテゴリの記事一覧へ戻る